急にコレステロールが上がったので心配になって内科を受診しました。東京に出てきたばかりの頃に通った開業医の先生です。
順番が回ってくると、先生が診察室のドアをあけて「●●さんどうぞ」と名前を呼んでくださいました。
ああ、懐かしい声。
最近は、先生が患者さんを呼ぶことが少なくなりました。
診察室を出る時に、「がんばれよ!」ポンと背中を叩いて、見送ってくださいました。
今だったらセクハラだのなんだの色々うるさいことを言う患者さんも多いのでしょうが、私には本当にうれしかった。最高に元気が出ました。
「手当」ってその通りですね。
お腹がいたいとき、手をあてると良くなる気がしますものね。AIも大事だけど、愛(あい)も大事。
MDの臨床の先生たちは、自分で患者さんを呼びに行って、聴診器を当てて、あのアナログな血圧計で測定して、最後に、患者さんをドアまで見送って、ご年配には背中を押してさしあげたり、というプロセスを大事にされています。
医療の原点を大事にしている先生たちとよい仕事をしていきたいと改めて思いました。
各種サービスに関する資料請求やご相談・ご質問など
お気軽にお問い合わせください。