【悩み事は眠ると解決する?】
嫌なことがあった日は、さっさと眠ってしまえ。と昔から言われます。
確かに、夜ぐるぐる考えていてもちっとも解決しないことが、
一晩眠ったら結構どうでも良いことのように思えたり。
こんな経験をみなさんお持ちだと思います。
実は、眠っている間に嫌なことを忘れる仕組みが明らかになってきています。
【脳の効率を上げる仕組みがカギ】
昼間の出来事で神経細胞が新たに増えると既存の神経回路に加わり、シナプスが増えて新しい回路ができる。
シナプスは、よく電気配線に例えられます。
『頭を使うことは神経細胞を増やすこと。』
『頭を良くするには神経細胞を増やすこと。』と考えがちですが、
たこ足配線になれば電気効率は悪くなるように、神経細胞もただ増えればよいわけではありません。
脳には、この電気効率を良くする仕組みが備わっています。
【不要な記憶を刈りこんで残った記憶が大切】
脳は、不要だと判断された神経細胞は死滅するようになっています。
これは剪定(プルーニング)現象と呼ばれます。
適度に剪定してシナプス効率を上げる脳の戦略で、主に睡眠中に行われます。
目覚めた後、残された記憶が本当に自分にとって大事な記憶です!
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