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レポート

起き過ぎる人は、リズムを遅らせて対処を

【早く起き過ぎるのはリズムのずれ】

毎朝3時4時に目覚めてしまって、 横で眠る妻を起こさないように じっとベッドで我慢する。

「早く起きるのは年のせいだ」
そんな話で片付けられていた現象ですが、朝方のこの時間はかなり憂鬱です。
なんとかして朝まで眠りたいというご相談も多いです。

早く起き過ぎることには、生体リズムが早まってしまっていることが考えられます。

【早く眠り過ぎていませんか?】

夜暗くなると眠り、朝明るくなると目覚めるのは、睡眠のリズムを司るメラトニンというホルモンが関係しています。

メラトニンは、加齢にともなって量が減っていく物質。
メラトニンのリズムが前にずれていくと、早く眠くなって早く起き過ぎてしまいます。

夕食の時に、テレビをみながらうとうとして、いざ眠ると早く起き過ぎる。
これはリズムが前にずれている現象。
ならば、リズムを遅らせて対応しましょう。

まずは、就寝を30分程度遅らせてみましょう。
寝つきが悪い人はこの方法は適しません。
就寝を遅らせたことで目覚める時間が遅れたら、リズムの調整がうまくできそうなサイン。

次に、早く目覚めたらベッドを出る。
ただし、自分が起きたい時間まで暗くして過ごし、
目標の時間になったら、カーテンをあけて照明をつけて、脳に朝を知らせましょう。

これを2週間続けてみて、実行する前より目覚める時間が遅れたら、
引き続き目標時間に目覚められるまで実行してみましょう。

【夏は早く起き過ぎて良い季節】

さて、ここで覚えておきたいことが1つあります。

それは、人間の睡眠時間は、日照時間によって変わるということ。

例えば日本の7月は、1年のうちでも日照時間が長い季節です。
ということは、当然睡眠時間も短くなってよいわけです。
夏の時期に早く目覚めてしまうことをマイナスに考えすぎる必要はありません。

冬の時期と同じように眠る必要はないので、ムリにベッドで長く眠ろうとしないことも大切。
自分のリズムを見つけていけば良いのです。

自分のリズムの基準は、「起床から4時間後に眠気がないかどうか」です。
眠気がなかったらうまくいっています。

リズムに振り回されず、リズムを使いこなす気持ちで取り組んでいきましょう!

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