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レポート

朝勃ちで早く目覚めすぎるときは

睡眠の相談の中では、デリケートなものもあります。
夜中に「朝勃ち」して目覚めてしまい、朝まで眠れない、というお話もしばしば伺います。

いわゆる朝勃ちは、レム睡眠期に起こる身体運動の1つで、性的興奮とは関連しないことが多い現象。
レム睡眠は、約90分サイクルの最後に出現しますが、
明け方の方が割合が多いので、起きがけに見られます。

中高年の方々に、朝勃ちで早く起きすぎるという現象が見られることもあります。

これは、朝勃ちそのものよりも、早朝に起きてしまうことで憂鬱な気分になったり、
日中の集中力を欠いてしまうことが問題です。

このような場合は、睡眠のサイクルが前にずれてしまっていて、
早く眠くなり早く目覚めすぎるリズムになってしまっています。
睡眠が深くなるタイミングがずれていることで、全体のレム睡眠の分量が多く、
仕事でトラブルが起こった夢など、悪い夢見が多くなることもあります。

そこで対策としては、睡眠リズム全体を後ろにずらします。
まず、就寝する時間を通常より30分遅い時間に決めます。

そして、その就寝1時間前に入浴や体操で体温を上げておきます。

深部体温を急激に下げ、間延びしていた睡眠をコンパクトにまとめていくことで、睡眠の質を上げていきます。
睡眠時間は一時的に短くなりますが、まずは質を回復することが先決です。

30分遅らせても、朝勃ちや早朝に目覚める様子が変わらなかったら、
さらに30分遅らせて、目覚める時間を遅らせていきましょう。
目覚める時間が遅れてきて、朝まで眠れるようになったら、このリズムを1か月維持します。
1か月リズムが安定したら、今度は、就寝を15分程度早めていき、睡眠時間を増やしていきます。

起床から4時間後に眠気がないかどうかをチェックして、眠気があったらさらに15分早寝をします。
この時間帯に眠気がなかったら、睡眠リズムの調整はうまくできたことになります。

ご自分にとって適度な睡眠サイクルをつくってみましょう。

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