大企業ほど、社員間の理解格差が開いてきているように感じます。本部がある都市とそれ以外の都市の社員。また業務によっても。
理解度格差というと、少々失礼な言い方になるかもしれませんが、例えば学歴によっても、当然理解度には大きな差が出てきます。
経営陣や本部が、早口で難しい横文字を使って話しても、現場の一番根っこの大事な業務を支えている方々は、何言ってるのか全然わからない、ということが多々あります。
冗談みたいな話ですが、
『社長が「パーパス」という言葉を良く使うが、ずっと「パンパース」だと思って、一体何の話をしているのだろうと思っていた』とおっしゃった社員様がいらっしゃいました。
私が『社長様は「パーパス」=「我が社の存在意義」をお話になっていたのではないですか』と申し上げたところ、
『だったら、その言葉通り、
「わが社は何のために存在しているのか?」
という、誰でもわかる日本語を使えばいいのに、そういうふうにわかりにくく流行りの言葉を使いたがるから、みんなの気持ちが離れていくんだ』と。
おっしゃる通り!
「易しく、誰にもわかりやすい、意味を取り違えない言葉」を選択して、シンプルに説明する、
そういう心遣い、優しさこそが「真の賢さ」。
易しく優しくですよね。
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