情報が世界中瞬時に駆け巡る時代、
突然ラッキーなことが起きる「突運」を期待する人が増えているように感じます。私だけでしょうか。。。
私の時代でいえば、
*街を歩いていたらスカウトされた
*商品がある日突然大人気になった
*一夜にしてヒーローになった
といったパターン。
今の時代で例えるなら、
起きたらインスタやYouTubeのフォロワー数がとんでもないことになっていた
いわゆる「バズった」というパターンでしょうか。
あるいは、「ある日、運命の人と出会いがあった」なんてのも突運エピソードあるあるかも。
日常、ありとあらゆる場面で、そうした他人や他社の「突運成功秘話」を目にする機会が非常に多いので、
自分に突然なラッキーなことがおこるのを過剰に期待してしまう人が増えているようで。
それが起こらないと、不安、不満、怒りにもなるようです。
占い好きな人が、「何人もの占い師に、イイ出会いがある、イイことがあるといわれたけど、ぜんぜんない」といってるケース。よく見聞きします。
突運期待者の多くは、
自分からそのための努力をせず、
いいことが上から降ってくる、向こうからやってくるのを待っている他力本願なだけの人です。
既に十分良いことが起こっているのにそれに気が付かずに、もっとスペシャルでサプライズなことを求める。
実はチャンスはたくさんあったのに、多くは目の前を通り過ぎていってしまう。
つまり、自分の行動で引き寄せることができていないということです。
院生時代、ある教授から、
「期待をしない習慣が幸せに生きるために大事な資質だ」と教わってなるほどと思ったことがあります。
その先生曰く、「期待感が強いと努力する資質が低下する」のだそうです。
期待すると、人との比較が始まります。
自分が思い描いた通りの現実でないと、
他者への嫉妬の感情、自己嫌悪、自己否定が強くなります。
ますます、他力本願が強くなります。
とても残念なループです。
そもそもどうあったら幸せなのか、漠然としている方も多いですね。
今の自分のこのままの状況で十分ありがたい
まずは、そんなふうに今の運命を受け入れて、
コツコツとすべきことをしていくことが、
いわゆる期待を現実化させる、引き寄せることにつながると思うのです。
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