日本では蒸し暑い日が続き、寝苦しい季節になってきました。
深部体温が下がらないと睡眠は深くならないので、こんな日はぐっすり眠るのが大変です。

暑いとなぜぐっすり眠れないのでしょうか。

それは、内臓の温度である深部体温を下げるには、汗を蒸発させる気化熱を使うからです。
高温多湿になっている時期や地域では、汗が蒸発しにくく、内臓の温度が下がりにくいのでぐっすり眠るのが難しくなります。

そこで、気化熱を効果的に生み出すために、温かいタオルで清拭をしてみましょう。

風邪などで熱が出たときに、お湯でしぼったタオルで体をふくと、
熱が下がったように気持ち良くなるという経験をされたことがありませんか？
この原理を利用します。

眠る前に汗をかいてしまっていたり、入浴できないときなどに、熱いお湯でタオルをしぼって体をふく。
こうすることで、気化熱が生まれやすく、眠りはじめの体温を下げやすくすることができます。

これは、眠る前に手足が熱くなって寝つきにくい方や、１日中立ちっぱなしで足が疲れている方にもおすすめです。

寝苦しい夜の対策に、ぜひ、お試しください。