私たちのクリニックでは、ここ数年、海外に滞在する、あるいは海外から帰国された方々の受診が非常に増えいます。
つまり、海外拠点の重要性が高まる昨今にしたがって、メンタルな問題を生じる社員が増えているということに他なりません
海外生活におれるストレスは複合的要因によってもたらされるものです。受診時は、非常に深刻な状態に陥っていることも少なくありません。企業目標の達成は確かに重要ですが、人あってこその企業。
社員の心がいかに健康であるかは、企業業績にも大きく影響するはずです。
このような観点から、海外において「保険や生活環境の整備と同じ位置づけで、メンタルサポートに取り組むべきである」と私たちは考えています。
国内でのメンタルケアから、一段深い、専門的なメンタルケアサポートが海外生活には必要不可欠なのです。
海外生活のストレスは生活面だけではありません。
昨今、海外事業が企業収益において重要な位置づけを占めるようになっていることもあり、業績へのプレッシャー、本国との意思疎通の難しさ、現地のスタッフとのコミュニケーションの悪さなど、本国では計り知れない、複雑で複合的なストレスと海外派遣社員は戦っています。
その点を十分に踏まえて、私たちはケースバイケースのアドバイスを行っていきます。

こころの不調というと、やる気がおきない、だるいなどを考えがちですが、実は表面に現れる症状はさまざまです。
肩こり、頭痛、胃痛、それがうつの症状のひとつであることも少なくありません。
また、飲みすぎてしまう、食べ過ぎてしまうなどの症状が、実はうつの症状であったりすることも人間関係の悩みから、うつなどのこころの不調に陥ることもあります。
私たちはどのような相談であっても、精神医学的見地から、あなたに最適なアドバイスを提供します。




