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睡眠の部屋

なぜ子供が落ち着きなく歩き回る?

子供が勉強机に座っていられなかったり、夕食中に席を立ってうろうろ歩き回る・・・

脚をギューギュー押し付けてきたり、敷き布団の間に足を入れる・・・

寝つけずに、脚をさすってあげないといけない・・・

 

落ち着きない

 

 

こんな様子を見ると、イライラが溜まって怒鳴ってしまう、なんてことも。

しかしこれは、落ち着きがないのではなく、レストレスレッグス症候群かもしれません。

レストレスレッグス症候群は、脚を動かしたい衝動や脚に不快な感覚があり、

座ったり寝転んだり静かにしているときにはじまり、脚を動かすとおさまる、という現象です。

 

成人で見られる場合は、ドーパミン作動薬が治療に使われます。

ドーパミンは、チロシンからつくられるのですが、その製造過程で鉄イオンを必要とします。


つまり、鉄不足になると、レストレスレッグス症候群になりやすい傾向があります。

食事が偏っていたら、積極的に鉄分を補給してみましょう。

また、カフェインが増強因子になり得るので、ココアやコーラなどのカフェイン摂取を避け、

夕方から夜は過度な運動をせず、眠る前は前屈やアキレス腱伸ばして、しっかりストレッチします。

今は外出自粛で食事の偏りや運動不足が起こりやすい状況です。

落ち着きがないように見えたり、冒頭のような様子があったら、対策をしてみるといいかもしれませんね。

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