昼間の眠気を解消するには
【寝だめしても眠いのはなぜ？】
週末に寝だめをして、たっぷり眠ったはずなのに、月曜は朝からぼんやりする。
仕事中も眠くて作業がはかどらない・・・。
これでは、せっかく睡眠時間を増やしたのに報われません。
昼間の眠気を解消するために、週末の寝だめより科学的な方法で臨んでみましょう。
【睡眠コアタイムを知る】
1週間のうち「絶対に眠っている時間帯」である睡眠コアタイム。
これが短いと睡眠と覚醒の差が低くなり、昼間の眠気の原因になります。
生体リズムは、コアタイムが短いほど時間の流れに合わせて後ろにずれやすいです。
コアタイムが短い人は、夜更かしになりがちで、朝起きるのが大変になります。
例えば、明日は休みだ、という休前日の夜に夜中の3時に就寝して、
休みの日には昼の10時や11時まで寝だめをします。
平日は6時に起床していたら、この場合のコアタイムは3時間しかありません。
【休前日の夜にちょっとだけ早寝を】
これでは、週末にいくら寝だめをしても昼間の眠気は解消しません。
休日も有意義に過ごすことができなくなってしまいます。
そこで、休前夜にちょっとだけ早寝をしてコアタイムを増やしてみましょう。
何も1時間早く眠る、などと大幅に早く就寝する必要はありません。
まずは15分や30分程でもいいです。
休前日の夜に30分早寝したら、週休2日の場合、1か月の累積睡眠量は4時間となります。
睡眠不足を解消するならば、コアタイムを増やせば、効率よく昼間の眠気を軽減できますよ。